天神さん、ご由緒。

日曜日に友人の田中君に誘っていただき、かつて勅祭(天皇陛下の勅使が派遣され行われるお祭)として行われていた「北野祭」の再興に取り組まれている北野天神花笠会のお集まりに参加させていただきました。私が今更も申し上げるまでもございませんが、北野天満宮は学問の神様、菅原道真公をお祀りした天神信仰発祥の地、全国にある約一万二千社の天満宮・天神社の総本社であり、天暦元年(九四七)に創建されました。現存の本殿は、豊富秀吉の意志を継いで息子の秀頼が造営したもので、国宝に指定されています。当日はその本殿に初めて上がらせていただき、公式参拝をさせていただきました。現在北野天満宮のお祭りは、「北野祭」から、時流の変遷を経て「例祭」と「瑞饋祭」の二つの祭礼に分かれて引き継がれているそうです。花笠会の皆さんは、同じく北野天満宮を崇敬される神若会の皆様とともに、「北野祭礼図絵巻」に描かれている「花笠」(下記写真)や「担い茶屋」(茶道具一式を運ぶための道具)を10月の瑞饋祭の巡行で復活させ、これを契機として「北野祭」再興の取り組みを始められるそうです。道真公のご遺徳を偲び、天満宮の伝統を再興させようとする皆様の尊いお気持ちに触れ、改めて悠久の都、「京都」の誇りを感じました。

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